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2006-01-08

Joel on Software

Joel Spolsky 〔著〕: Joel on Software
正月早々,いい本にあたりました.
今年は読書運がいいかもしれません.
# 元旦から読書にふけってる時点で負けかも…

というわけで,Joel on Software を読了しました.

この本は,Joel さん自身の Web サイトから
面白そうな文章をまとめたものです.
文体は軽く,ユーモア(ブラックも)をちりばめた
読みやすい文章ですが,内容は非常に充実しています.
気楽に読めてためになる一冊,でしょうか.
Joel さんの経験に基づいて書かれている点
(特に Microsoft で働いた経験に基づくもの)が
説得力に寄与しているのかもしれません.

印象的な内容としては以下のようなものがあります:

 ・ソフトウェア開発チームの簡単な評価指標として「ジョエルテスト」
  というのを示してます.まぁ,内容は一目瞭然なのですが,かなり
  同意できる内容です.ただし,第3章を読んだだけでは真意が
  理解できない可能性があるので,必ず通読しましょう.
  ちなみに,Seaoak の所属する開発チームは 4.5 点ってとこでしょうか.

 ・「なぜ Lotus 1-2-3 は Excel に敗れたのか」とか,
  「なぜ Microsoft は開発ツールを無料配布しないのか」とか,
  「なぜ Netscape は IE に敗れたのか」とか,
  競合製品との市場戦略を題材に示してくれています.面白い.

 ・Windows について「まとも」な評価を示してくれています.
  この手の本は UNIX (Linux) 系の著者が多い中,貴重かも.
  宗教戦争に陥らないオトナの書き方で,好感が持てます.

 ・「なぜ Windows は後方互換性にこだわるのか」という点について,
  製品戦略上の話(マーケティング的な話)があります.面白いのは
  Microsoft の開発チームの「気合い」の一端を示す小話ですね.

‥‥などなど(他にもたくさん!!).

まぁ,Seaoak としては最上級の評価に値する一冊です.
ソフトウェア開発に携わる,ほぼすべての人にオススメできるかと.

本の帯には『マネジメントの世界へようこそ!』と書いてありますが,
「マネジメントなんて関係ない」と思っているソフトウェア開発者にこそ
読んで欲しい一冊です.

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