この GW をほぼぜんぶ費やして開発した Web サービス「みゃくらったー」を
本日公開することにしました。
⇒ 「みゃくらったー」ホームページ
※独自ドメインに移行しました(元のURLでもアクセスできます) (2010/May/15)
「みゃくらったー」は、Twitter ユーザ向けの新たな Web サービスです。
・任意のツイートの前後の文脈(みゃくらく)をたどることができます。
・前後のツイートを含めた画面へのパーマリンク(固定リンク)を提供します。
一般に、ブログなどで Twitter 上の発言を引用したい場合、
Twitter のツイート単体のページ(⇒例)へのリンクが使われています。
しかし、このページでは単一の発言しか見られないため、
その発言の前後の話の流れを把握することができません。
結果として、もともとの発言の意図が正しく伝わらないことがままあります。
現在の Twitter の Web サイトでは、あるツイートの前後のツイートを
簡単にたどる方法が提供されていません(発言したユーザの最近のツイートは
プロフィールページで見られますが、過去の任意の時点を指定してさかのぼる
ことはできません)。前後のツイートを取得する User Script (ぐりもん)は
いくつか公開されているようですが、残念ながら IE ユーザには使えません。
というわけで、ツイートの ID や URL を指定すると、その前後のツイートを
好きなだけたどれる、という Web サービス「みゃくらったー」を作ってみました。
ついでに、前後のツイートを含めたカタチで引用したい、という需要を見込んで、
「現在の画面を再現できる URL」を提供するようにしました。
使い方は簡単で、ページの右上の入力欄に以下のいずれかを入力します。
・Twitter 上で個々のツイートを特定できる ID (Status ID)
例: 13491926416
・Twitter のツイート単体のページの URL
例: http://twitter.com/seaoak2003/status/13491926416
・ふぁぼったーの発言単体のページの URL
例: http://www.favotter.net/status.php?id=13234427165
入力してエンターキーを押すと、指定した発言がページ中央に表示されます。
発言の上にある「more newer tweet」というボタンを押すと、
直後の発言が表示されます。繰り返し押すと、押した回数だけ
いもづる式に発言がたどれます。
逆に、「more older tweet」というボタンを押すと、
指定した発言の直前の発言が表示されます。
繰り返し押せば、押した回数だけさかのぼれます。
「shrink」というボタンを押せば、好きなだけ巻き戻せます。
ボタンを押すたびに表示されるツイート列は変化しますが、
現時点での画面を再現させるための URL がページ右上にある
「URL for current view」というリンクです。
このリンクはボタンを押すたびに自動的に変化します。
ブログなどで発言を引用する際には、この URL を指定すれば OK です。
動作確認は以下のブラウザで行っています。
・Internet Explorer 7
・Sleipnir 2.9.3
・Firefox 3.5.9
・Google Chrome 5.0.375.29 beta
・Opera 10.53
※ すべて Windows XP SP3
CSS3 の機能 (text-shadow や box-shadow)を使っているので、
IE で見ると見た目がちょっとショボいですが、見逃してください(⇒例)。
ちなみに、Firefox/Chrome/Opera ではよりキレイに表示されます(⇒例)。
JavaScript で Twitter API を叩いているので、API を消費します。
OAuth (xAuth) 対応の Twitter クライアントまたは公式 Web サイトを
使っている人にはまず影響ないと思いますが、念のため。
ご意見、ご感想、ご要望、その他なんでもいただけるとうれしいです。
この記事にコメントしていただくか、Twitter 上で @seaoak2003 まで!
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