ココログから独自ブログへの移行をすすめてます。
動機はいくつかあって、
・ココログの更新処理(リビルド)が遅くて嫌
・ココログの有料プランもやめたい
・独自ドメインに移行したい
・WordPress で遊んでみたい
というわけで、とりあえず、VPS に WordPress を入れてトライアル中。
テーマとかいろいろいじって遊んでます。
せっかくだからブログ本文のフォーマット(HTML タグの使い方)も
見直そうと思って、過去の投稿を1個1個チェックしながら検討中。
そんな中で、ひとつノウハウを得たので、メモ。
CSS の content
プロパティを使うと、好きな文字列を生成できます(画像の挿入も可能)。
一般的には疑似要素 :before
や :after
で使われることが多いです。
この content
プロパティで指定できる文字列はちょっとわかりにくくて、
・HTML の実体参照 (""" とか)は解釈してくれない
・JavaScript 風な Unicode 記述 "\u0123" は解釈してくれない
さらに、WordPress のテーマのカスタム CSS (?)を使おうとすると、
WordPress のルーチンが勝手に HTML エスケープしてくれちゃうので、
・不等号が素直に書けない("<" も "<" もダメ)
というのもあります。
で、Unicode 記号とかを使いたいときにどうすれば良いかというと、
content: "\21D2"; /* implication operator */
みたいに「バックスラッシュ(円マーク)+ Unicode コード」とすれば OK.
ただし、ちょっと罠があって、
・バックスラッシュ(円マーク)の直後に数字のゼロが来てはダメ
(文字コードの頭のゼロは省く)
・半角スペースは無視されるっぽい
・直後に「16進数の文字と解釈可能な文字」 (0-9, a-f, A-F) が続くと
正しく解釈されないので、半角スペースを空けておくのが安全
ということがわかりました。特に1個目は気づくまで時間がかかりました・・・
いくつか例を挙げておきます:
content: "xyz \A abc"; /* "xyz" + 改行 + "abc" */
content: "xyz \A0 abc"; /* "xyz" + space + "abc" */
Unicode 記号の文字コードは W3C の HTML5 仕様書をご参照ください。
HTML5
A vocabulary and associated APIs for HTML and XHTML
8.5 Named character references
http://www.w3.org/TR/html5/named-character-references.html
例によってブラウザ依存なところがあるかもしれませんが、
とりあえず、Google Chrome と IE9 では確認済みです。
ご参考まで。
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