tmux で screen -x みたいなことをしたい、というお話。
TeraTerm を2枚開いて、両方でひとつの screen セッションに接続して使っています。
1枚目の TeraTerm では "screen -r
" でアタッチ、
2枚目の TeraTerm では "screen -x
" でアタッチすれば OK。
あるウインドウを左側の TeraTerm で開いたり右側の TeraTerm で開いたりできます。
こういう使い方は "Multi display mode" と呼ぶらしい (by "man screen")。
で、tmux で同じような使い方がしたかったのですが、なかなか情報が見つからず。
あまりこのような使い方をしているひとはいないのかもしれません・・・・。
ようやく英語のサイトで情報を見つけました。
http://www.fail2fail.com/archives/45-Screen-like-tmux-Attach-a-tmux-session-from-multiple-clients-and-view-different-windows-per-client.html
まず、1枚目のターミナルでは普通に "tmux attach -t 0
" とアタッチします。
次に、2枚目のターミナルで "tmux new-session -t 0
" とすると、
セッション 0 のクローン(?)として新たにセッション 1 が作られ、
この2枚目のターミナルはセッション 1 となります。
セッション 1 はセッション 0 のクローンなので、同じウインドウを共有しています。
つまり、同じウインドウを両方のターミナルに同時に表示させたり、
ターミナル間で表示するウインドウを入れ替えたりできます。
すばらしい!
ちなみに、作業を終えてデタッチし、つぎに改めてアタッチするときは、
1枚目のターミナルでは普通に "tmux attach -t 0
" とし、
2枚目のターミナルでも普通に "tmux attach -t 1
" とします。
もうセッション 1 は存在しているので普通にアタッチすればよいわけです。
もしここで "tmux new-session -t 0
" としてしまうと、2個目のクローン
セッション(セッション 2)が作られてしまいます。たぶん害はないですが、
tmux のメモリ消費量がどんどん増えてしまいそうな予感。
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